SGSはグローバルに包括的な物理試験サービスを幅広い物質に提供します。SGSはグローバルネットワークを通じて、国際的に認められた試験規格に従ってさまざまな物理試験サービスを提供しています。
設備を取りそろえた試験施設において、SGSのエキスパートが貴社のサンプルに対して物理的パラメータを測定します。SGSの試験サービスには、貴社サンプルに対する次のようなベンチ試験、フローシート開発およびパイロットプラント調査が含まれます。
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粒度分布測定
粒度分布測定は実用的で簡単なプロセスであり、十分な情報に基づいた処理決定を行うために必要かつ重要なデータを提供します。 粒度分布測定では、スクリーニング・ふるい・サイクロサイザー・レーザーなど、実績と信頼性のあるさまざまな手法により、サンプルをさまざまな大きさの粒子に分離します。 -
比重・かさ密度
「比重」とは、水に対する物質の密度を表しています。 岩石は複数の異なる鉱物相から構成されているため、比重は一定ではありません。そのため、サンプルに含まれるすべての鉱物の割合にそれぞれの比重を掛けた結果として、岩石の「かさ密度」が用いられます。SGSは、QEMSCAN®を使用した鉱物相の同定を含め、これらのパラメーターを決定する豊富な経験を有しています。 -
磁力選鉱
磁力選鉱は、さまざまな鉱物の磁化率の違いに基づいて実施されます。この定評ある選鉱技術は、選鉱範囲を強化した新型装置により普及が進んでいます。 -
静電選鉱
静電選鉱は、高張力または静電場にさらされたときの鉱物粒子の反応に基づいた乾式分離技術です。このプロセスは、一般的にミネラルサンド業界で使用されていますが、タンタル・スズ・ガーネット等にも利用されています。 -
重液分離(HLS)- ミネラルサンドの選鉱では、さまざまな条件下で異なる挙動を示すさまざまなタイプの鉱物特有の物理的特性を利用しています。 SGSは複数種類の重液分離の経験を有しており、お客様のサンプルに最適な方法を適用いたします。
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重液選鉱(DMS)
SGSのエキスパートにより、整備された認可処理施設において金やダイヤモンドなどの宝石や重金属を対象にした重液選鉱(DMS)サービスを提供しています。 -
重力選鉱
重力選鉱は、鉱物を濃縮するために最も一般的に使用される技術です。重力選鉱は、その効率の高さとコストの低さから、フローシート開発プログラムでは常に最初に考慮されます。 -
研削性
SGSでは、開発中または操業中の研削サイクル設計と最適化、生産予測に利用可能な研削試験サービスを幅広く提供しています。SGSは、世界最大規模の稼働中設備の研削サイクル設計をはじめ、大小設備の研削サイクル設計に関するグローバルで豊富な経験を有しています。 -
レオロジー
最先端のレオロジー試験と評価手順を駆使して、SGSのエキスパートがさまざまな工業プロセスにおける材料の可塑性と流動性の評価を行います。
SGSは、貴社のプロジェクトまたは操業において、フローシート・処理・最適化に関する意思決定を行うために必要な、第三者による物理試験において信頼性のある試験結果を提供します。