プラスチック業界全体で、環境・安全・品質管理に関する厳格な管理が行われているものの、バリューチェーンのさまざまな段階で意図しないペレットの流出が発生し、それが水域や陸地に蓄積することで、環境や動物などに悪影響を及ぼすことがあります。
ペレットの漏出は、海洋環境における一次マイクロプラスチックの発生源として2番目に大きいものとなっています。プラスチック業界はペレットの流出を直接管理できる立場にあるため、Plastics EuropeとEuropean Plastics Converters(EuPC)は、Operation Clean Sweep®(OCS)と統合されたこの欧州認証制度を開始しました。

OCSプログラムは、以下の6つの柱に基づいた重要な提言を行うことで、貴社のペレット漏出問題への取組みを支援します。
- 漏出の防止と対応のための職場環境の改善
- プラスチック材料の損失ゼロを達成するための内部手順の確立
- 従業員への研修と責任の明確化
- 定期的な監査の実施
- 法令遵守の確保
- バリューチェーンのパートナーの意識向上
欧州OCS誓約書に署名することで、貴社施設は廃プラスチックの削減対策を戦略に組み込むことができます。SGSはOCS Europeの認定認証機関として第三者監査を実施しています。この監査に合格すると、貴社施設にはOCS Europeの認証書が授与され、OCS Europeが公開している認証企業リストに掲載されます。
OCS認証のメリット
OCS認証は、環境への責任とサステナビリティ報告戦略に対する貴社の取り組みを証明するものです。
貴社施設でOCSプログラムを導入することで、以下のことが可能になります:
- 水質と野生生物保護への貢献
- 各国規制の遵守
- 効果的な安全対策および清掃・整理整頓プログラムの確保
- 従業員の安全確保
- 運用効率の向上
- 利益の向上
- 地域社会での評判を確保


認定認証機関による独立したOCS監査
世界をリードする試験・検査・認証会社として、SGSはプラスチック産業における豊富な技術的優位性を生かし、OCS Europeの認定を受けた独立した第三者監査を行います。SGSのグローバルかつ多分野にわたる専門家ネットワークを通じて、貴社がプラスチックペレット、粉末、フレークの飛散防止に関する要件の遵守を支援します。
よくある質問
Operation Clean Sweep®(OCS)は、プラスチックのバリューチェーンに関わる各企業がペレットの漏出防止策を実施できるよう、意識向上やベストプラクティスの推進を図り、ガイダンスおよびツールを提供する無料の自主参加型プログラムです。
この外部監査は、貴社のOCS誓約の遵守状況を検証するものであり、原材料サプライヤー、倉庫・流通業者、サービスプロバイダー、トラック運送会社・鉄道会社、加工業者・コンバーターなど、欧州全域のペレット取扱施設すべてに適用されます。
ステージA:弊社は監査プロセス開始前に個別の提案書を作成し、貴社のご承認をいただきます。
ステージB:監査の第一段階として、貴社システムがOCSの要件に準拠しているかを確認するための文書レビューを実施します。
ステージC:監査の第2段階として、OCSの導入状況を確認するための実地監査を実施します。貴社従業員との面談を通じて、プロセスが要件および文書と整合していることを確認します。本監査の結果として、強み、弱み、不適合事項、および改善の余地について提示します。不適合が見つかった場合、30日以内に是正措置計画を提出し、弊社の審査を受けていただく必要があります。
ステージD:3年間の認証サイクルを通じて、毎年サーベイランス監査が実施されます。これは、当初の認証条件が維持されていることを確認するとともに、貴社の行動計画を通じて継続的な改善が図られていることを保証するためのものです。
ステージE:初回認証の条件が依然として満たされていることを確認するため、3年毎に実地の再認証監査が実施されます。
この制度では、企業がOCSを導入し、効果的なペレット封じ込め対策を講じることができるよう支援するため、マニュアルやチェックリストなど、さまざまな言語による多数のツールが作成されています。

