SGSジャパン株式会社(本社:横浜市保土ヶ谷区、代表取締役:顔 立新)は、持続可能な製品の普及と信頼性の高いサプライチェーン構築を支援するため、GRS(Global Recycled Standard)認証およびRCS(Recycled Claim Standard)認証サービスを2025年9月1日より新たに提供開始いたしました。
これらの認証は、Textile Exchangeが策定した国際的な第三者認証スキームであり、製品に含まれるリサイクル素材の含有量の正確な検証とサプライチェーン全体のトレーサビリティの確保を目的としています。世界的にサステナビリティへの関心が高まる中、企業の環境対応やESG(環境・社会・ガバナンス)戦略において、これらの認証取得は重要な要素となっています。
■ GRS認証およびRCS認証の概要と特長
・GRS(Global Recycled Standard)認証
リサイクル素材の含有量に加え、環境への配慮、労働安全、化学物質管理、社会的責任などの要件を満たす必要がある包括的な認証制度です。より高いレベルのサステナビリティを目指す企業にとって、国際的な信頼を得るために最適です。
・RCS(Recycled Claim Standard)認証
リサイクル素材の含有量とその流通経路の透明性に特化したよりシンプルな認証スキームであり、取得のハードルが比較的低く、導入しやすい点が特長です。中小企業や初めて認証取得に取り組む企業にも適しています。
SGSジャパンでは、繊維製品をはじめ、プラスチック、金属、革など多様なリサイクル素材を使用する業種に対して、GRS認証およびRCS認証を通じた信頼性の高い第三者認証サービスを提供してまいります。これにより、企業のサステナビリティ目標の達成や国際市場での競争力強化を支援するとともに、消費者や取引先に対する透明性の高い情報提供を可能にします。
また、SGSグループが世界中で展開する認証ネットワークと連携し、日本国内の企業がグローバルなサプライチェーンにおいても一貫した品質と信頼性を確保できる体制を整えています。
本件に関するお問い合わせ先:
SGSジャパン株式会社
Connectivity & Products Softline
t: 050-1780-7910
SGSについて
SGS は、世界最大級の試験、検査、認証機関です。 115カ国で、99,500名のエキスパート・専門スタッフを擁し、2,500カ所以上の試験所・オフィスで事業展開しています。 私たちは、145年以上にわたる卓越したサービス実績を有し、スイス企業を特徴づける精度と正確性によって、最高水準の品質、コンプライアンス、サステナビリティの実現を支援しています。
私たちのブランドプロミスである”when you need to be sure”は、私たちが提供するサービスに対する信頼、誠実さ、確実性に対するコミットメントを強調するもので、確かな信頼のもと、お客さまのビジネスを成功に導きます。私たちは、SGSブランドのほか、Brightsight、Bluesign、Maine Pointe、Nutrasourceなどの信頼を確立しているブランドを通じて、専門的なサービスを提供しています。
SGSはスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)に上場しており、ティッカーシンボル(銘柄コード)は、SGSN(ISIN CH1256740924, Reuters SGSN.S, Bloomberg SGSN:SW)です。



